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JULY
オフMONDAY 2020 / 7 / 13
非日常感
Text by Hara Chiemi
先日まで島根県立美術館で行われていた
東京富士美術館所蔵 日本美術の巨匠たち
という企画展を見に行ってきました。
私が美術館に行ったのは
同じく島根県立美術館でのエヴァンゲリオン展以来、2年ぶり…
普段、前を通ることはあっても
なかなか美術館賞をするような柄じゃないというか(笑)
でも今年に入ってから今も続く、外出自粛ムード
インドアな私でもさすがにちょっと気が滅入ります…
必然的にテレビを見る時間も増えて
CMで知ったこの企画展
「歌川広重、円山応挙、伊藤若冲などの…」
!?…伊藤若冲!??
私は本当に単純なので、大野くんが大好きな伊藤若冲の作品が近くで見れるなら…
気づいたらチケットの買い方を調べていて(笑)
行ってみると、週末ということもあってか
結構な賑わい。
入るとすぐ、機械によっておでこの熱を測定されます。
そして順路に沿って、緊急連絡先の記入
人数調整の為(おおまかに何時〜何時の間に鑑賞してくださいという)シールをもらい
それを見えるところに貼って入場します。
コロナ対策がしっかりなされていました。
そしていざ入場。
絵の知識がない私でも、ゆっくり鑑賞していると
あっという間に1時間近く経っていました。
皆さん静かに鑑賞されてるので、もちろん心の声ですが
ずっと「うわぁ〜」とか「すごいな〜」「これどういうこと?←」
という言葉を連発していたと思います(笑)
そしてお目当ての伊藤若冲の作品
ここでかなり立ち止まっていたと思います(迷惑)
もう勝手に色々な感情が溢れてくるんですよね…歳のせいでしょうか…
滅多に美術館に行かない私ですが、鑑賞し終わると
なんだかお腹いっぱいというか
とても満ち足りた気持ちになりました。
やっぱりいいと言われる作品って本当にいいものなんだな〜と…
動機は不純でしたが(笑)
自分にとってはとてもいい気分転換になりました。
未知の世界に踏み入れてみるのもいいものですね。
帰りに買った、伊藤若冲のポストカードは
大野くんの素敵な写真と並べて飾っています(余談)