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JUNE
オフMONDAY 2018 / 6 / 18
防災の意識
Text by Hara Chiemi
今朝、大阪を中心に大きな地震がありました。
日本は、昔より治安が少し悪くなっているように感じますが、海外に比べたらまだ少し平和な感じがするというか、防災の意識が薄いのかな…と、個人的には思います。
阪神大震災。
私の誕生日でした。
朝方、寝ていると、すごい揺れで目が覚めました。
誕生日だから、どうせお父さんがベッドを揺らして驚かせようとしているのだろう…ぐらいに考えていました。
起きてテレビをつけて、愕然としました。
子どもながらに、恐ろしく、同じ日本とは思えない、思いたくないと恐怖に震えました。
鳥取県西部地震。
私は高校生で、生物の授業中でした。
教室がプレハブだったので、近くに大きなトラックが通ったんだろうというぐらいにしか思っていませんでした。
校庭に避難する為に外に出ると、校舎にひびが入って、音楽室の楽器庫はぐちゃぐちゃになっていました。
余震が続くことに、あまりの恐怖で車で寝たり、リビングでうたた寝レベルを繰り返していたのを思い出します。
地震速報がトラウマになったのもこの頃…。
東日本大震災。
私は仕事中で、ネットニュースを見て、うそでしょ?となりました。
当時ツイッターで仲良くしていて、妹のように可愛がっていた子が、岩手出身で北海道の大学に通っていて、地震の数日前に実家に帰ると言っていたのを思い出して、真っ先に連絡しました。
連絡が取れませんでした。
一言だけ、やっとのことで返してくれたであろう一言があったのは、地震が起きて、1週間以上経ってからでした。
実は会ったことのない子でしたが、もう連絡が取れないんじゃないか、なんであのタイミングで実家に…と考えて毎日泣いていて、連絡があった時には嬉しくてまた泣きました。
東日本は本当に未曾有の災害で、津波の恐ろしさを思い知った機会でもありました。
私の好きなK-POPのコンサート会場でも大きく横断幕が掲げられていました。
そして今日。
昔大阪に住んでいた私にとって、やっぱり他人事ではなく、友達に連絡をして無事が確認できるまでは心配で心配で。
鳥取は、以前に鳥取県西部地震が起きた時もそこまでの被害がなく、他の大きな災害も少ない。
だからか、どこか平和ボケしているな…今大地震のような災害が起きたら、対応できるのかな…と、今日改めて考えさせられました。
本震は遅れてやってくると言われます。
どうか大きなことになりませんように…
今日という日が無事に終わって、明日を迎えられますように。