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OCTOBER
オフWEDNESDAY 2018 / 10 / 17
想像以上の大盛況でした!
Text by Oomura Natsumi
14日に、現在京都国立博物館にて開催中の「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」に行ってきました。
こちらの博物館は1897年からやっておられるんですが、今回のような大規模刀剣展覧会は初とのこと。
展示総数は(前期・後期通した全体で)何と200点!
この中には、国宝が19点も含まれています。
自分が前から「見てみたい」と思っていた刀は、普段は福岡にあるため、行くのに少しためらっていました。
なんせ今まで本州から出た記憶があるのは、中学の卒業旅行くらいです。
海を越えるとなると、途端にハードルが跳ね上がってしまって……。
しかし今回の展覧会のおかげで、この度念願叶って見に行くことができました!
事前に「凄い並ぶ、とにかく並ぶ」と情報を仕入れていたので、比較的早い時間に博物館へ。
早速入場しようと入り口に向かうとそこには『60分待ち』の表示が……!
入る前から既に大行列でした。
暫く待った後に、ついに展示室へ!
ケースの中には刀剣だけではなく各種資料の展示も。
各展示に“誰が持っていたものなのか”“どんな歴史背景があったのか”等細かく書かれており、これまではしっかり確認していなかった内容についても知ることができました。
展示を見ている時に驚いたのが、ちらほら双眼鏡を使って鑑賞しておられる方々がいたことです。
「遠くを見る時に使う」というイメージがあったので、なぜこの至近距離で使っているのか最初は分からなかったんですが、その人たちの会話を聞いていたところ刃紋や地鉄などを細かく見ていっているようでした。
凄い……、予想以上に本格的に鑑賞しておられる……。
かなり後半のところに差し掛かってやっと目的の刀剣の展示場所へ到着し、最前で見るための列へ……!
この辺りまで来ると前半の展示室ほど最前鑑賞待機列は長くなく、数分で見に行くことができました。
本当に大変綺麗で、いえ、もっと言いたいことがあるんですが、表現できる語彙を持ち合わせておらず……。
これはぜひ本物を見ていただきたい!
個々の博物館にあるものをそれぞれ見に行こうとすると、やはり時間やお金の問題が出てきます。
これだけの刀剣を一度に見ることのできる今回の特別展、まだまだ展示期間の残りがあるので、もし興味がある方は行ってみてください!!