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JULY

オフWEDNESDAY 2018 / 7 / 11

昔があってこそなので

Text by Oomura Natsumi

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部屋の片付けをしているとかなり高確率で「こんな頃もあったなぁ」と懐かしく思うと同時に、全力で見なかったことにしたい物が次々と発掘されます。

この前発掘されたのは、小学校の卒業アルバム(作文)と、昔描いた大量の絵でした。

 

 

 

ー 小学校の卒業アルバム(作文) ー

 

 

今でもなのですが、昔から自分は文章を書くことをかなり苦手だと感じていました。

そして実際、うまく書けていないことがほとんどで。

読書感想文なんかが宿題になった日には、もう大変なものができあがりました。

起承転結の“起”すら存在が怪しく、さらに“承・転”をすっとばし、今までの文のどこからその感想に至ったのかと感想文の読み手が混乱する“結”で終了。

大抵が説明だけで終わってしまうことが多く、何故その内容のままで提出するのか……!と小一時間ほど引き止めに行きたい衝動に駆られます。

 

そんな頃に書いた卒業アルバムに記載の作文、やはり今読むと「文脈って何だっただろう」と考えずにはいられない、大変不思議な文章に仕上がっていました。

読み終わった瞬間、そっと閉じて元の位置に返却。

……冷や汗が止まりません。

 

 

 

ー 昔描いた大量の絵 ー

 

 

中学校生活も後半に突入した頃、数回ほど友人と一緒に即売会へ出店したことがありました。

その際に作ったラミネートカードやキーホルダー(?)、それ以外にも色々……、それはもう色々と、箱にぎっしり詰め込まれた状態で出てきたんですが、見た瞬間声にならない悲鳴があがります。

これはなかなかの画力です……。

その時その時の一番うまく描けたものだったのですが、今見るとツッコミが追いつかない絵が多数。

たまに襲い来る衝撃の絵もあって、悶絶することも。

後半の絵に進むごとに徐々に上手くなっていってはいるのですが、それでも震えが止まらない……!

 

いよいよ箱の中身も終盤に差し掛かり、やっと終わりが見えてきた!……というところで漫画が発見され、「この箱は一旦置いておこう」と一度に全部出すのを断念しました。

漫画は……、さすがに漫画は確認する力が残ってなかったんです。

(後日確認し、恥ずかしさで床を転げ回りました)

 

 

 

片付けながら思ったんですが、当時から苦手だと感じていたからこそ文の構成の仕方や言葉選びを勉強するようになり、好きなものをもっと上手く描きたいと思ったからこそ構図や描き方を調べるようになっていました。

昔のアレコレを今思い出すと隠れたくなるくらい恥ずかしくても、その時の行動がなければ今のようにはなっていないんだろうなぁ……と。

自分の上記2点から言えば、これらがなければ文章は今以上に読みづらいものだっただろうし、絵にいたってはうまく描くこともできずに、デザイン関係の仕事に就きたいとも考えないで別の仕事を目指していたと思います。

 

当時の自分の行動に、恥ずかしさのあまり「頼む、やめてくれ……!」としがみついてでも止めに行きたい事は多々ありますが、それがあったからこその今なので、最近は「(心の準備をしてから)……かかってこいよ!」くらいで受け止めるようになりました。

大村奈津美隠しプロフィール画像

TEXT by

大村 奈津美おおむらなつみ)

1995年、鳥取県鳥取市生まれ。
株式会社カミナリ デザイナー。

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