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MARCH
レポートFRIDAY 2017 / 3 / 17
知られざる芸術写真
Text by Yukimasa Yamada
こんにちは!
山田です!
今回は、島根県立美術館さんで開催されている、とある企画展についてご紹介します!
皆さん、写真を普段撮られますか?
InstagramやSNOWが特に流行っていますが、スマホ1台さえあれば様々な加工が簡単にできちゃいますよね!
またこれがどんどん進化していて、撮った写真を友達とシェアできたりするから、
いつのまにか写真を撮るということが身近になってきています。
プロカメラマンを覗いて、すでにそれが日常の一部になっている人もいらっしゃるのでは?
そんな現代の写真文化からさかのぼり、
1900年頃から写真は記録をするだけでなく、芸術作品として進化しました。
絵画のような写真表現を追求された芸術写真は日本独自で発展し、
当時の若者にまで大きな影響を与えたと言われています。
なぜ、写真文化の歴史を遡るのかといいますと、
その歴史の中に、写真家・塩谷定好(しおたに ていこう)さんという今回の企画展の主人公がいるからです。
この人は、国内において知られざる芸術写真のパイオニアと呼ばれています。
そもそも私たち山陰地方民に親しい写真家といえば、植田正治さんですよね!
むしろ植田正治さんは国内でもその知名度は高いかと思います。
そんな植田正治さんが言いました。
「私たち写真家にとって、塩谷さんは神さまのような存在だった…。」
この発言を知ってから、僕は塩谷さんのことが気になって仕方がない!!!!(笑)
一体塩谷さんはどんな写真を撮っていたんだ…?
そもそも芸術写真てどんな感じなの…??
まともに一眼カメラも持っていない僕ですが、
今回の企画展も見逃せない…!
そんな塩谷さんの貴重な約300点もの作品を鑑賞できるのが今回の企画展「愛しきものへ」。
3月6日(月)〜5月8日(月)の2ヶ月間に及ぶ開催スケジュールなので、
気になる方は是非、足を運んでみてくださいね!