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APRIL
ウェブFRIDAY 2020 / 4 / 17
SSL証明書は13か月以下の契約期間にしないとSafariでサイトが表示できなくなります
Text by Hiroyuki Matsumoto
iPhoneやMacに搭載されている標準ブラウザ Safari では、2020年9月1日以降に発行されたSSL証明書のうち、有効期間が399日以上の証明書を信頼しなくなります。そのため、ブラウザにはエラーが表示されサイトを表示することが一切できなくなります。
ブラックハッカーによる不正がしづらくなりセキュリティが向上することが見込めるというメリットのある変更なのですが、
反面、証明書を自社管理している場合、毎年証明書の切り替え作業が発生する場合があります。
幸い弊社では特に問題ありませんが、ひょっとすると2020年9月1日以降も長期間のSSL証明書を販売している悪質な業者があるかもしれませんので、頭の片隅には置いておくと良いですね。
なお詳しい経緯は下記記事にあります。
2020年9月よりAppleがSSL証明書の有効期間を13か月に短縮!詳細や対策とは? | さくらのSSL
https://ssl.sakura.ad.jp/column/safari-shortening/
TEXT by
松本 博之(まつもとひろゆき)
1978年、鳥取県米子市生まれ。
株式会社マジックワード WEBシステムの開発・運用を担当。
WordPressの実績多数。表面的な使用方法を把握するだけでなく、WordPressのソースコードを読み解いて対応できます。
国家資格の応用情報処理技術者をなんとなくとりました。