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JUNE
ウェブTHURSDAY 2016 / 6 / 30
新しいツールを試してみました!
Text by Hidemasa Yamazumi
3月14日にAdobeの新デザインツール、Adobe XD(Experience Design)のPreview版が出ました!
3ヶ月経っててだいぶ今更感がありますが(汗)、どんな物だろうかと思って使ってみましたので、ご紹介します。
まず、起動時の画面がコチラ↓↓
プリセットでiPhone6、iPad、Web1920のサイズが用意されています。
今回はWeb1920を選んでみました!
デザイン画面が開き、これからアートボード上にパーツを配置してデザインしていきます!
XDでは、iPhone、Android、Windowsのデザインパーツが多数用意されています。上部メニューから『ファイル』→『UIキット』と進むと出てきます!
今回は『googleマテリアル』を選んでみます。
Androidで使われているデザインパーツがずらっと並んでいます!
これで制作にかかる時間も減らせそうですね!
この中からパーツを一個選んで配置してみます。
ウェブやアプリのデザインでは、こういったパーツは等間隔に何個も並べて配置したいですよね。
IllustratorやPhotoshopでは、作ったパーツをコピーしないといけませんでしたが、XDには『グリッドの繰り返し』機能があります!
パーツを選択した状態で『グリッドの繰り返し』ボタンを押すと、ハンドルが現れます。
ハンドルを掴んで広げると、
パーツが自動で繰り返されます!
そしてパーツ間のマージンも、隙間にカーソルを持って行くと、一気に広げることが出来ちゃいます!
どこか1ヶ所のマージンを調整すると全てのマージンが一緒に調整されるので便利!
もちろん上下の間隔も調整出来ます。
ハイ!これが一瞬にして出来上がりました!
今までは同じカタチのパーツを繰り返す時はひたすらコピーコピーコピー…だったのですが、作業時間数秒で終わってしまいます!
でも、各パーツの写真、文字はそれぞれ変えたいですよね?
では今からグレーの正方形に写真を入れ、『Title here』のテキストをそれぞれ書き換えようと思います。
まず挿入する画像と、文章を書いたテキストファイルを準備します。
画像を複数選択して、グレーの正方形へドラッグ&ドロップすると…
全パーツに画像が入ります!しかもXDは自動でリサイズまでしてくるので、僕はつい感動してしまいました笑
お次は先ほどのテキストファイルを『Title here』にドラッグアンドドロップしてみます。
一気にテキストが入ってくれます!
ここでまたついつい感動してしまった私です(笑)
では一旦、ココまでの手順をおさらいしてみましょう。
①パーツを配置
②パーツを繰り返してマージン調整
③画像を一括挿入
④テキストを一括挿入
結果、かなり制作の効率化ができる!と感じました。
本当はまだまだ便利な機能があるのですが、長くなってきたのでまた次回ご紹介致します!