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APRIL
グラフィックWEDNESDAY 2017 / 4 / 12
GoogleのAutoDraw を試してみました
Text by Hiroyuki Matsumoto
みなさん、絵を描くのは得意ですか?
ぼくは自慢じゃないですが、美術の通知表はほとんど 2 でした(5段階評価)。
さてそんなボクですが、唐突にディアゴス○ィーニの水彩画講座を購入してみたりとか(初回のみ)、まぁ絵を上手に描きたいという願望はあるわけですけれども、誰でも簡単にプロ並みのイラストを描けるようになるような気分になれるツールが昨日Googleより公開されました。
その名も AutoDraw.
機械学習を用いてお絵かきができるというモノです。
まずはAutoDrawのサイトにアクセスしてみましょう。
PCだけでなくスマホやタブレットにも対応しています。
ドラッグ操作等で線が引けますので、まずは適当な絵を描いてみましょう。
・・・まぁボクの画力の話はひとまず置いておいて。
注目するのは画面上部です。”Do you mean” という英語の右にズラッと絵が並んでいます。
これはボクの絵を元に、「あなたの描きたかった絵はこれじゃないですか?」と提案してくれてるんですね。その中から自分が描きたかったモノを探してクリック/タップします。
ということで、ボクが描きたかったトラの絵が簡単に書けた!
・・・ような気分になれました。
見ておわかりかと思いますが、お絵かきツールというよりは「手書き文字入力」的な機能ですね。
ちなみに最初から選択されていますので省略しましたが、この機能は AutoDraw が選ばれているときしか使えませんのでご承知ください。左にあるボタンの上から2つ目です。
他にも文字を挿入したりもできますし、ある程度の編集操作は可能になっています。
・・・まぁ何にしてもセンスの無さは隠しきれませんけれども。
こちらのツール、著作権的なものについては明記されていないものの、Aboutページにある文章を見ると、”Nothing to pay for” という文言が見えますので、いずれの形にしてもお金が請求されたりすることはないようです。
ということで、皆様も試してみてはいかがでしょうか。
AutoDraw – https://autodraw.com/
以下、松本ギャラリー
これなーんだ?
正解は
ねずみでした!
・・・
ねずみなんだよ!!!!
TEXT by
松本 博之(まつもとひろゆき)
1978年、鳥取県米子市生まれ。
株式会社マジックワード WEBシステムの開発・運用を担当。
WordPressの実績多数。表面的な使用方法を把握するだけでなく、WordPressのソースコードを読み解いて対応できます。
国家資格の応用情報処理技術者をなんとなくとりました。