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FEBRUARY
漫画THURSDAY 2019 / 2 / 28
俺の名言
Text by Takashi Kageyama
誰もが知ってる名作「SLAM DUNK」
もはや説明不要の名作である!!と私は思っている。
ちなみに私は普段バスケをすることも見ることもほとんどない。。。する事なんて今までの人生において体育の授業ぐらいじゃなかったのかと思うぐらいバスケとは無縁な関係な私がこの漫画は一番のお気に入り漫画と言ってもいいぐらいだ!
画力とストーリーともにお気に入りである。そして誰もが思うであろうスラムダンクに欠かせないのが少年ジャンプの漫画にはお馴染みの「必殺技」ではなく「名言」である。
もはや名言製造機、登場人物に1個以上は必ず名言が存在しているのではないかと思うぐらいである。
なかなかお気に入りを絞るのも難しいが悩みに悩んで一つ紹介するなら
この言葉は諦めの悪い男こそ「三井寿」のセリフである。
ネタバレを避けるため詳しくは書かないがこの人物は離れた距離のシュート(スリーポイントシュート)が得意だが色々あって体力が他の人よりもない。
もう試合の後半はいつもバテバテ。
そんな中、大事な試合の後半、いつものように体力は底を尽きている、、、、
歩くのもフラフラのなか、得意のシュートは外さない。そんな中出たのが上の名言である。
シュートがゴールネットを通過して行く音を聞くだけでこの人の精神力は尽きないのである。
かっこよすぎる。。。
でも何故スラムダンクの名言がこんなに響くのかと考えたら私はどんな普通の人でも当てはまるような事を最大限に格好良く、センスあふれるように表現してるからではないかと思っている。
上記の名言だって、どんなにしんどい時や辛い時でも自分の好きな事や大切な時間を過ごせば嫌な事を忘れてしまったり、吹き飛んだりする事が誰でもあると思います。
誰にでも共感できる事、だからこそたくさんの人に響いた。だけど格好いい。
そんな名言の数々がジャンプなのに格好いい必殺技もない、当時人気があったスポーツを題材にした訳でもないのにも関わらず、今なお不動の人気漫画になった秘訣ではないであろうか。
私もそんな多くの人々を動かせる言葉を世の中に発してみたいと思う今日この頃です。。。
あっっ!!ちなみに嫌なことを吹き飛ばせるぐらいの好きな事や行く場所がまだない人がいましたら、ぜひフリーペーパー「カミナリ」「ルッコラ」を手に取って好きな事、好きな場所を探してみてね!!!