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MARCH
オフTUESDAY 2020 / 3 / 17
言葉を選ぶ
Text by Hara Chiemi
すっかりご無沙汰しておりました…
いつの間にか入社して丸3年経っていました、原です。
新人で入社した3年前、右も左も分からなかった私ですが、
気付けば営業で一番の古株になっていました。
先月入社されたお二人がとっても優秀なので、
追い越されないように精進しないといけません…!!
さて、久しぶりなので何を書こうかなと思ったんですが、
やっぱり今は新型コロナウイルスでしょうか。
「新型」と聞くとやはり恐ろしいもので、
辛うじて、山陰に感染者がいないということが救いというか。
それでも、山口と広島と兵庫に感染者がいるということなので、
囲まれてしまった山陰は、時間の問題かもしれませんね…。
今回のコロナウイルス、何だかニュースを見れば見るほど怯えてしまいますが、
よくよく調べてみると「そこまで恐れるのは大袈裟」という情報も。
私の情報源は主に3種類。
①Yahoo!ニュース
②テレビ番組
③Twitter
どこの情報も鵜呑みにはできない時代ですが、
よりリアルタイムな情報を調べるにはTwitterはもってこいかと。
そこでよく目にした記事。
「ドラッグストア店員からのお願い」的内容。
数ヶ月前までは想像もできなかったマスク不足。
普通にどこででも買えるのが当たり前でしたよね。
それが今回のコロナウイルスで、どこを探してもマスクがない。
私は購入する側ですが、
幸いにもストックとして箱買いしたばかりだったので、特に気にしていませんでした。
ところが問題なのは、売る側の精神的ストレスです。
Twitterで目にした記事にはこう書いてありました。
「本当に裏にも在庫はありません」
「なんで入荷予定が分からないんだ!と怒鳴らないでください」
「毎日毎日謝り続けて、精神的に参っています」
などなど…
中にはこんなことも。
「今まで優しかった常連さんが鬼のように怒鳴ってきた時には、
どうして私は頭を下げ続けているのだろう…今までは楽しく働いてたけど
もう接客業は辞めようと思います」
店員さんは何も悪くないですよ。
冷静に考えれば分かること。
でもこんなにも世界中で蔓延している今、冷静になれない人たちが増えている。
だから、デマから始まったトイレットペーパー不足も、日本中で起きたんですね…。
世の中、需要と供給がうまくいかなくなると、
少しずつピリピリしてきて、終いには何も悪くない人に暴言を吐いてしまう。
もはやウイルスより、こっちの方が恐ろしいんじゃないかと思ってしまいます。
誰だって冷静になれなくなることはあります。私だってあります。
でもせっかく言葉が話せる人間として生まれてきたんだったら、
汚い言葉じゃなくて、キレイなことに遣いたいです。
このツイートを見た時、ひとって、今みたいな状況下に置かれると
こうも変わってしまうんだなぁ…と何とも言えない気持ちになり、
その店員さんのツイートを広めたいと思い、そっとリツイートしました。
私も仕事柄、文章を書いたりお客様とお話する機会が多いので、
きちんと言葉を選んで接していきたいなと、改めて感じました。
はやくウイルスの勢いが落ち着くといいですね…
イベントやコンサートなどの中止が続くと、ヲタクである私には辛いです(苦笑)